民法
不法原因給付
(ふほうげんいんきゅうふ)
不法な原因に基づいてなされた給付。民法第708条により、給付者はその返還を請求することができない。公序良俗違反の契約などが典型例。
関連用語グラフ
対比 前提 因果 包含 定義 具体例 構成要素
関連判例
ヤミ金融業者に対する貸付金返還請求等事件
最高裁判所第三小法廷 平成20年6月10日
ヤミ金融業者による貸付は、著しく高利であり、かつ、業として行う貸金業法上の登録を受けていない違法なものであるため、民法708条の不法原因給付に該当する。したがって、貸主は借主に対して貸付金の返還を請求…
既登記建物の贈与と不法原因給付
最高裁判所第三小法廷 昭和46年10月28日
既登記の建物を贈与した場合において、登記を移転せずに引渡しのみがなされた段階で、民法708条の不法原因給付に該当するかが争われた。最高裁は、登記が未了である以上「給付」は未了であると判断した。そのため…
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